▼わさびの辛み
わさびの辛み成分は、揮発性のからし油(イソチオシアネート)類です。わさび細胞内の「からし油配糖体」が、すりおろしたり湯にくぐらすなどにより、辛みカプセルが破れ、あのわさび独特な辛みが発生する。1882年コッホらがアリルからし油などの辛み成分の殺菌性を報告して以来、わさびは、ビタミンB1の合成増強能、ビタミンCの安定化能、食欲増進作用、抗寄生虫作用、消化吸収作用などの多くの活性が明らかにされています。
▼わさびの効能
| 抗菌・抗カビ作用 | 病原性大腸菌O−157、黄色ブドウ球菌など食中毒を引き起こす細菌の増殖を抑制する。 |
| 血栓予防作用 | わさび独自の「沢の香り」の主成分による効果で、血液中の血小板の凝集を抑制し血栓を予防する |
| 消化管吸収促進作用 | 消化管の細胞間結合(タイトジャンクション)における透過性を上昇させ、消化吸収を促進する。 |
| 抗虫作用 | 寄生虫などの動きを抑制する |
▼わさびの歴史
1.古くは奈良、平安時代にわさびは寒汁(ひやじる)として食されていました。2.江戸時代に刺身、なます、そば切りにわさびを添えて食べていました。文政・天保時代ににぎり寿司にが流行し、これにわさびをつけたことで急速に広まりました。
3.昭和に初期に加工わさびが開発され、粉わさびや生おろしわさびなどが作られるようになった。

