若い皆さんに、自分の睡眠をコントロールするのは難しいかもしれません。
皆さんのお父さん、お母さんは目覚まし時計などなくても決まった時間に起きることができるでしょう。
習慣だとも言えますが、一種の睡眠コントロールを自然にマスターしているのです。
睡眠コントロールとは、決めた時間に眠れて決めた時間に起きられること、 またその応用ができることです。
簡単なようですが、毎日の生活リズムがきちんとしていて、なおかつ、強い意志を持ち、自分の体をよく知っていてこそ養われる能力です。
若い人は、なかなか一定の生活リズムが保ちにくいものです。
だから、この能力は皆さんには身につきにくいと言えます。
睡眠コントロールのできない人、目覚まし時計(親)が必須アイテムになっていませんか。
そこで、睡眠コントロールとまではいきませんが、
ちょっとした知識を持つことで決めた時間に眠れ、決めた時間に起きることも可能になります。
まず、決めた時間に眠ろうとしてもなかなか眠れない人、不眠症でもない限り、うまく自分を眠りにさそいこむことさえ出来れば大丈夫。
現代人は気は使うがカラダは使わないので、寝る前に軽い運動をして、バランスのいい疲労をつくりだすのもひとつです。
夕食は早めにとって、眠るまで2時間ぐらいの間をとり、胃の中に食物を溜めたまま眠らないことも大切です。お風呂はぬる目にじっくりと入るほうが副交感神経が働きだして眠りやすい状態になります。
お酒を飲む人は、少量を楽しく飲むこと。
床には時間がきたら眠くなくても入り、趣味の本でも広げながら、楽しいことだけ考えましょう。
ほらもう眠いでしょ。
そして、決めた時間に起きようとするが、なかなか起きられない人。
眠りには、カラダも脳も眠っているノンレム睡眠と、
カラダだけ眠っていて脳は起きているレム睡眠があります。
正常な睡眠は、まずノンレム睡眠から入ります。
そして1時間半くらいすると、浅いレム睡眠に変わります。
この状態が5分から20分程度続いたあと、再びノンレム睡眠へと戻っていくのです。
このサイクルをほぼ2時間くらいを単位として、8時間の睡眠だと1晩に4回くらいくり返します。
夢を見るのは脳が起きているレム睡眠の時。
この時は眠りが浅いので、目覚めたあとが比較的スッキリしているものです。
よく、2時間ごとに目が覚めるという人がいますが、これは、レム睡眠が人よりも浅く目覚め易くなっているからと言えます。
また、このサイクルを頭に入れておくと便利でしょう。
自分の起きる時間をレム睡眠に当たるように計算し眠りにつけば、朝、目覚め易くさらに目覚めてからもスッキリしているので、よく2度眠りする人には効果が大きいかもしれませんね。